炭素(C)-炭素アークから始まった電気化学の様々な産物
イタリアのA.ボルタによって発明された電堆でんたいは化学に新たな時代を拓くできごとで,ほどなくして1802年,ロシアの物理学者V.ペトロフはアーク(電弧)を発見しました。電熱による高温は照明に利用され,更に炭化物や黒鉛([…]
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永遠の輝きと無比の硬度を誇るダイヤモンドが炭素の同素体に過ぎないことが分かると,化学者にとってその合成が挑戦の対象になりました。今回は,ダイヤモンド合成の歴史についてご紹介します。 合成の黎明期 ダイヤモンドの本質が明ら[…]
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錬れん鉄は炭素を0.02~0.2%含み,鍛たん鉄とも呼ばれます。19世紀半ばにはイギリスのH.ベッセマーが発明した転炉製鋼法で鋼の大量生産が始まりましたが,錬鉄は,鋼の量産化以前においてある程度の量産ができ,炭素量が多[…]
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こんにちは。皆さんよくご存じの通り、同素体というのは、1種類の元素からできている物質(単体)で構造や性質が異なるものをいいます。例えば炭素ではダイヤモンドや黒鉛のほかにも、サッカーボール型の分子であるC60などが知られて[…]
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