炭素(C)-歴史の中の亜炭
亜炭(lignite)は石炭の中で最も石炭化度が低く(炭素含有量は60~70%),石炭の分類上は褐炭(brown coal)に含まれます。国内の亜炭産地はかつては東北地方と東海地方に多く,明治期から戦後にかけて主に燃料[…]
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亜炭(lignite)は石炭の中で最も石炭化度が低く(炭素含有量は60~70%),石炭の分類上は褐炭(brown coal)に含まれます。国内の亜炭産地はかつては東北地方と東海地方に多く,明治期から戦後にかけて主に燃料[…]
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本年のノーベル化学賞は「金属―有機物フレームワーク(Metal-Organic Framework, MOF)」の開発で日本の北川進博士(京都大学)、オーストラリアのRichard Robson博士(メルボルン大学)、そ[…]
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イタリアのA.ボルタによって発明された電堆でんたいは化学に新たな時代を拓くできごとで,ほどなくして1802年,ロシアの物理学者V.ペトロフはアーク(電弧)を発見しました。電熱による高温は照明に利用され,更に炭化物や黒鉛([…]
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永遠の輝きと無比の硬度を誇るダイヤモンドが炭素の同素体に過ぎないことが分かると,化学者にとってその合成が挑戦の対象になりました。今回は,ダイヤモンド合成の歴史についてご紹介します。 合成の黎明期 ダイヤモンドの本質が明ら[…]
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