ダームスタチウム(Ds)-ドイツの学術都市でつくられた元素
ダームスタチウム(110Ds)は超アクチノイド元素の一つです。1980年代初頭から1990年代初頭にかけて,ドイツの研究グループは,コールド・フュージョン(cold fusion)という核融合反応によって107番から11[…]
もっと読むダームスタチウム(110Ds)は超アクチノイド元素の一つです。1980年代初頭から1990年代初頭にかけて,ドイツの研究グループは,コールド・フュージョン(cold fusion)という核融合反応によって107番から11[…]
もっと読む原子と原子の間に共有結合がどのようにしてできるのかということは、実は結構難しい問題です。陽イオンと陰イオンの間には静電気的な引力が働くことは直感的に理解できますが、中性の原子同士のあいだになぜ強い結合力が働くのかについて[…]
もっと読む死因究明 しばらくお休みしていた「元素と法医学」のブログを再開します。よろしくお願いします。法医学の重要な業務として、死因究明があります。ヒトは生物なので、必ず死を迎えます。生前から病気で医療機関を受診し、病名が確定し、[…]
もっと読む新元素の名称についてIUPAC(国際純正・応用化学連合)の2002年勧告では,伝統に合致するよう,神話上の概念や登場人物(天体を含む),鉱物及び類似物質,場所や地域,元素の性質,科学者をもとにすることとされました。 マイ[…]
もっと読む現在多くの人の体の中に電子機器が埋め込まれ、病気の治療に用いられています。心臓のペース メーカーはよく知られており、現在日本では年間4万人以上の方が新たに利用を始めています[1]。それ以外にも例えばパーキンソン病の患者に[…]
もっと読む銅の単体は特徴的な赤みの色で,「あかがね」は,中世に京都の銅座が壬生みぶ家に納めた雑税(役銭やくせん)の「銅あかがね公事くじ」,近世以降に足尾銅山の銅を運搬するのに使われた街道(群馬県伊勢崎市~栃木県日光市足尾)の「銅[…]
もっと読む銀を用いる神経組織の染色法に「鍍銀とぎん法」があり,種々の改良法や変法が考案されて神経組織学の発展を促しました。鍍銀法はまた,現在の医学では診断にも役立てられています。 生体組織標本の染色 生体組織を光学顕微鏡で観察す[…]
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