DNAコンピュータが一歩現実に近づいた
DNAはご存じの通り4つの核酸塩基(A,T,G,C)を使って遺伝情報を蓄え、伝達する物質です。DNAは二重らせん構造になっており、その間をA-T、G-Cの核酸塩基対がつないでいます。この塩基対の順番が遺伝情報となります。[…]
もっと読むDNAはご存じの通り4つの核酸塩基(A,T,G,C)を使って遺伝情報を蓄え、伝達する物質です。DNAは二重らせん構造になっており、その間をA-T、G-Cの核酸塩基対がつないでいます。この塩基対の順番が遺伝情報となります。[…]
もっと読むカルシウム(Ca)が関与する腎障害 今回、化学物質の摂取が原因となる腎障害についての話題です。肝臓と腎臓は化学物質や薬物の代謝に関与しています。代謝産物は最終的に腎臓から排泄されることが多く、時にCa塩が腎臓に沈着し腎障[…]
もっと読むレントゲニウム(roentgenium)とコペルニシウム(copernicium)は,それぞれ原子番号111,112の元素で,いずれも放射性です。今回は,元素名のもとになったW.レントゲン(1845~1923)とN.コペ[…]
もっと読む水素は燃焼しても水しか生成しないクリーンなエネルギーとして、利用拡大が望まれています。しかし水素は、以下のような問題点を抱えています。まず、現在水素の主要な原料は天然ガスであり、水素を製造すると二酸化炭素も同時に発生する[…]
もっと読むはじめに 今回は抗癌剤として使われている白金化合物の話です。悪性腫瘍(がん)の治療法は大きく分けて、手術、放射線、抗癌剤があります。抗癌剤の多くは細胞傷害性で、多くの種類(代謝拮抗薬、トポイソメラーゼ阻害薬、微小管作用薬[…]
もっと読むダームスタチウム(110Ds)は超アクチノイド元素の一つです。1980年代初頭から1990年代初頭にかけて,ドイツの研究グループは,コールド・フュージョン(cold fusion)という核融合反応によって107番から11[…]
もっと読む原子と原子の間に共有結合がどのようにしてできるのかということは、実は結構難しい問題です。陽イオンと陰イオンの間には静電気的な引力が働くことは直感的に理解できますが、中性の原子同士のあいだになぜ強い結合力が働くのかについて[…]
もっと読む死因究明 しばらくお休みしていた「元素と法医学」のブログを再開します。よろしくお願いします。法医学の重要な業務として、死因究明があります。ヒトは生物なので、必ず死を迎えます。生前から病気で医療機関を受診し、病名が確定し、[…]
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