炭素(C)-鉛筆に欠かせない元素
鉛筆は黒芯鉛筆と色芯鉛筆(色鉛筆)に大別されます。黒芯の原料は黒鉛と粘土の合剤,色芯の原料は顔料・粘土類・蠟石ろうせきです。今回は黒鉛と鉛筆についてご紹介します。 鉛筆の始まりと改良 絵や文字の筆記の歴史は筆記具の歴史[…]
もっと読む鉛筆は黒芯鉛筆と色芯鉛筆(色鉛筆)に大別されます。黒芯の原料は黒鉛と粘土の合剤,色芯の原料は顔料・粘土類・蠟石ろうせきです。今回は黒鉛と鉛筆についてご紹介します。 鉛筆の始まりと改良 絵や文字の筆記の歴史は筆記具の歴史[…]
もっと読むハロゲン化銀を感光剤とする白黒の銀塩写真では,フィルムを露光後に現像してネガ(陰画)を得ます(フィルム現像)。次に,そのネガを原画として印画紙を露光し,現像してポジ(陽画)を得ます(印画紙現像)。今回は銀塩写真と共に関[…]
もっと読む雷酸らいさん(HONC)は1824年にドイツの有機化学者J.リービッヒによって発見され,その翌年にシアン酸(HOCN)がF.ヴェーラーによって発見されました。窒素原子を含むこの二つの化合物は異性体という概念の端緒となり,[…]
もっと読む1898年のラジウム(88Ra)の発見に続く1899年,P.キュリーとM.キュリーは,ラジウム化合物の近くに置いた物質が「誘起されて」放射能を得ることを見出し,それは数日間にわたって観測されました。この現象はラドン(86[…]
もっと読むネオン(10Ne)は1898年にイギリスの化学者W.ラムゼーとM.トラバーズによって発見されました。当時はヘリウムとアルゴンが発見され,周期律から原子量20の気体の存在が確実視されていました。ネオンは,ラムゼーが液体空気[…]
もっと読むヘリウムとアルゴンが相次いで発見され,その原子量はHe=4.0,Ar=40でした。反応性に乏しく,原子価は0。こうした事実が明らかになるに及び,D.メンデレーエフの周期表において,1族(アルカリ金属)の前に一つの族が新[…]
もっと読むアルゴンは反応性の低さから不活性ガスとして様々な用途に使われます。また,水銀灯・蛍光灯・真空管などへの封入,食品の酸化防止のために包装容器への充塡,更にレーザーや潜水用混合気体としても使われます。ここでは,薄膜作製,ア[…]
もっと読む稀ガスで最初に発見されたアルゴン(18Ar)は,単原子分子の不活性な気体です。空気中に体積・質量共に約1%含まれ,水蒸気を除くと窒素,酸素に次いで三番目に多い成分です。アルゴンは空気を構成する気体の密度の測定結果を検討す[…]
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