イッテルビー(Ytterby)に産するガドリン石(Gadolinite)から稀土類元素のイットリウム(39Y)が1794年に発見されたのに続いて,1843年にはテルビウム(65Tb)とエルビウム(68Er)がスウェーデン[…]
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イッテルビー(Ytterby)に産するガドリン石(Gadolinite)から稀土類元素のイットリウム(39Y)が1794年に発見されたのに続いて,1843年にはテルビウム(65Tb)とエルビウム(68Er)がスウェーデン[…]
もっと読むコバルトは周期表9族(鉄族)の元素で,その単体は銀白色の金属(密度8.9g/㎤,融点1490℃)で,鉄より酸化されにくく,酸・塩基にも腐蝕されにくい性質です。コバルトは合金や顔料などとして身近なところに使われています。[…]
もっと読むセリウムの単体は灰色がかった銀白色の軟らかい金属(融点799℃,沸点3426℃)です。加熱により発火し,熱水,酸に溶け,空気中で酸化されると酸化セリウム(Ⅳ)(CeO2)を生じます。セリウムの原子価は+Ⅲと+Ⅳで,+Ⅳ[…]
もっと読むセリウムは原子番号58のランタノイド元素です。様々な鉱物中に存在しますが,主なものは,モナズ石(Monazite),バストネス石(Bastnasite),ゼノタイム(Xenotime)です。埋蔵量の多い国々は中国・アメ[…]
もっと読むスウェーデンの小村イッテルビー(Ytterby)は,ガドリン石(Gadolinite)が発見されたことで知られます。ガドリン石から分離された元素は,イッテルビーの地名に因んで名付けられたイットリウム(39Y),テルビウム[…]
もっと読む写真の技術は,18世紀頃から銀塩の感光性が巧みに応用され始めて以降,撮影と現像の両面からなされました。今回は,銀の化合物に感光性が見出され,写真技術の基礎が確立するまでの歴史をみていきます。 銀塩写真の日本への到来 江[…]
もっと読むイタリア・ベネチアで東方貿易商人の家に生まれた旅行家マルコ・ポーロ,彼がアジア諸国で見聞した内容を記した旅行記『東方見聞録』で,莫大な量の金を産出する島国〝ジパング〟と記された日本。かつての日本では金を豊富に産出し,奈[…]
もっと読む稀土類元素はスカンジウム(21Sc),イットリウム(39Y)にランタノイド15種類を加えた17元素の総称です。かつて化学者は酸化物に「土」の名を用いました。例えば,酸化マグネシウム(マグネシア,MgO)は苦土くど,酸化ア[…]
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