鉄(Fe)-鋼の時代への橋渡し役となった錬鉄
錬れん鉄は炭素を0.02~0.2%含み,鍛たん鉄とも呼ばれます。19世紀半ばにはイギリスのH.ベッセマーが発明した転炉製鋼法で鋼の大量生産が始まりましたが,錬鉄は,鋼の量産化以前においてある程度の量産ができ,炭素量が多[…]
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錬れん鉄は炭素を0.02~0.2%含み,鍛たん鉄とも呼ばれます。19世紀半ばにはイギリスのH.ベッセマーが発明した転炉製鋼法で鋼の大量生産が始まりましたが,錬鉄は,鋼の量産化以前においてある程度の量産ができ,炭素量が多[…]
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こんにちは。皆さんよくご存じの通り、同素体というのは、1種類の元素からできている物質(単体)で構造や性質が異なるものをいいます。例えば炭素ではダイヤモンドや黒鉛のほかにも、サッカーボール型の分子であるC60などが知られて[…]
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ストロンチウムは原子番号38,アルカリ土類金属の一つで,その単体は軽い銀白色の金属です。今回はストロンチウムについてご紹介します。 「妖精が住む丘の端」の村で見付かった石 ストロンチウムの発見は,スコットランド南部の小村[…]
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自動車の電動化は一時ほどの勢いはなくなりましたが、将来的には電動化の方向性はゆるぎないと思われます。燃料電池自動車も少しずつ身近なものとなってきました。路線バスにも燃料電池で走るものも時々見られます(図1)。自動車用の燃[…]
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鉛筆は黒芯鉛筆と色芯鉛筆(色鉛筆)に大別されます。黒芯の原料は黒鉛と粘土の合剤,色芯の原料は顔料・粘土類・蠟石ろうせきです。今回は黒鉛と鉛筆についてご紹介します。 鉛筆の始まりと改良 絵や文字の筆記の歴史は筆記具の歴史[…]
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核融合はエネルギー問題を解決する最終手段と言われています。核融合燃料1 gから発生するエネルギーは石油8 tを燃やしたときの熱に相当し、莫大なエネルギーを得ることができます[1]。また核分裂を利用する原子力発電よりも炉の[…]
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