元素記号U、原子番号92の元素、ウラン。紀元前後頃からウランはガラス製品に使用されていたようである。ナポリで発掘されたローマ時代のモザイクガラスの緑色の部分を分析した結果、約1.5%のウランを含有しており、これが初めての[…]
もっと読む
元素記号U、原子番号92の元素、ウラン。紀元前後頃からウランはガラス製品に使用されていたようである。ナポリで発掘されたローマ時代のモザイクガラスの緑色の部分を分析した結果、約1.5%のウランを含有しており、これが初めての[…]
もっと読む元素記号Sn、元素番号50の元素、錫(スズ)。スズの利用は数千年も前にも遡る。紀元前3000年頃にメソポタミアにおいて初めて青銅が開発されたといわれる。スズは、石器時代から一気に人類の道具の活用の幅を広めた元素でもある。[…]
もっと読む元素記号Zr、元素番号40の元素、ジルコニウム。元素の発見は1789年 Klaproth が鉱石から酸化物として得たことが最初で、その後1824年Berzelius が不純物を含む形で金属ジルコニウムを取り出すことができ[…]
もっと読む元素記号Ce、元素番号58の元素、セリウム。この元素は1803年、スウェーデンのヒージンガーとベルセリウスが発見したが、同年にドイツのクラプロートも発見していた。名前についてはベルセリウスが1801年に発見されたばかりの[…]
もっと読む元素記号Sb、元素番号51の元素、アンチモン。アンチモンは銀白色の金属光沢を有するが、脆性、低い熱伝導性、半導体性などを示すことから「半金属」に位置づけられる。名前の語源はギリシャ語のanti-monos「単体ではめった[…]
もっと読む元素記号Br、元素番号35の元素、臭素。その英名も「悪臭」の意をもつギリシャ語bromosを由来としている。非金属元素の中では常温・常圧で液体となる唯一の元素である。常温・常圧で揮発しやすく、激しい臭気を放ち有毒性と腐食[…]
もっと読む元素記号Au、元素番号79の元素、金。金は耐食性が高く、展延性は金属の中で最も優れる。その密度は19.3 g/cm3と金属の中では7番目に大きい。水銀が13.5で鉄が7.9であることを考えると、その重さをイメージできるだ[…]
もっと読む元素記号Ra、原子番号88の元素、ラジウム。アルカリ土類金属の中で最も重い元素で、天然の安定同位体は存在しない。ラジウムは1898年に、ピエール・キュリーとマリ・キュリーらによって発見された。当時のラジウムの単離は大変困[…]
もっと読む