元素記号P、原子番号15番の元素、リン。 金でないものを金に変えようという錬金術が化学の発展に貢献したことは間違いない。ドイツの錬金術師ヘンニヒ・ブラントがルネサンスの時代1669年にヒト(おそらく本人)の尿から単離に成[…]
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元素記号P、原子番号15番の元素、リン。 金でないものを金に変えようという錬金術が化学の発展に貢献したことは間違いない。ドイツの錬金術師ヘンニヒ・ブラントがルネサンスの時代1669年にヒト(おそらく本人)の尿から単離に成[…]
もっと読む元素記号As、原子番号33番の元素、ヒ素。Arsenicの英名はギリシャ語で黄色の顔料を意味する「arsenikon」からきている。 「ヒ素」という元素名を聞くと、毒性物質だ、とまず考えてしまう人は多いだろう。ナポレオン[…]
もっと読む原子番号29、銅。Copperの名前の由来は、紀元前3千年ごろから銅鉱石が多く産出したキプロスにある。シプリゥムcypriumやシプラムcyprumと呼ばれたあと、キュープラムcuprumと呼び名が変わり英語の語源となっ[…]
もっと読むマンガンは自然界から軟マンガン鉱(主成分は二酸化マンガンMnO2)や菱マンガン鉱として採掘されている。元素としての発見は1774年シェーレによるが、3万年以上も前に人類はフランスのラスコー洞窟などで、壁画を描くための黒色[…]
もっと読む元素記号Ti、原子番号22番の元素チタンは、1790年ごろに発見されたとされており、発見者のクラップロートによって、ギリシャ神話の神々に鉱石中に閉じ込められた元素として命名された。地殻中の鉱石に多く含まれており、自然界で[…]
もっと読む元素記号Cr、原子番号24番の元素クロムは、めっきやステンレスなど、身近なところで多く使われている。我々の体にとってもクロムは必須元素なのである。古くからクロムを含む物質がカラフルであることは知られており、ギリシャ語のχ[…]
もっと読む元素記号Cl、原子番号17番の元素。英名はギリシャ語の黄緑色Chlorosを語源にするChlorineであるが、和名では“塩のもと”という漢字があてられている。塩素はハロゲンを代表する元素であり、塩化ナトリウム換算で、私[…]
もっと読む元素記号Co、原子番号27番の元素。 その昔、ドイツザクセン地方の鉱夫たちが銀白色の鉱石を見つけ、銀を抽出できると喜んだがそれがかなわず、山の精コボルトが邪魔をしているのだと決めつけ、この種の鉱石の名前にし[…]
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